ふと聴きたくなる懐かしの洋楽

Lucy Thomas - Hallelujah
ルーシー・トーマス  ハレルヤ


レナード・ノーマン・コーエンの名曲です。この曲のカバーをk.d.ラングのカバーでこのブログでも取り上げました。今回、このルーシー・トーマス(若干16か17歳)のカバーをご紹介します。

この歌詞は難解で今もってよく理解できておりません。

難しい旧約聖書からの話が出てきて、一見宗教的な逸話の歌かなと思ったのですが、なんとなく愛について・・・・誰かを愛するとどうなっていくのかを・・・・・唄っているのだという気がします。愛が生まれ、やがて愛が壊れていき、熱いハレルヤもやがて冷たく悲しいハレルヤになっていくのだといくことを。ですので、歌詞の中に繰り返し出てくる「ハレルヤ」という言葉は,本来は「神を賛美する言葉」ですが,愛を示す言葉「I love you」の意味に使われているのではないかと思います。

k.d.ラングのカバーとはちがった趣があります。
まだ10代の彼女がこの歌を歌いこなしているのに感動しました。そっと聴いて見ましょう。

「ああ,聞いたことある
それは秘密のコードがあって
ダビデがそれを弾いたら 主が喜んだってこと
だけどあなたは音楽をどうも好きではないと思ってるんだろ?
その秘密のコードってのはこのように進行するんだ
4度、5度、短調から長調へ上がって行く
当惑したダビデ王が ハレルヤを作ったんだ

ハレルヤ,ハレルヤ
ハレルヤ,ハレルヤ
・・・

あなたの信念は固かったけど
それを証明しなけばならなかった
彼女が屋根の上で体を洗っているとこをあなたは見て
彼女美しさと月の光に惑わされて あなたは負けてしまった
そしたら彼女はあなたを台所の椅子に縛り付け
その王座を奪い取って髪を切り あなたに「ハレルヤ」と言わせたんだ

ハレルヤ,ハレルヤ
ハレルヤ,ハレルヤ

この前もここにいたことがある
この部屋を覚えてるし この床も前に歩いた
知り合う前まではひとりでも生きてきたんだ
大理石で作った戦いの勝利を祝うアーチの上に
あなたの勝利の旗が見えていた
愛は戦いの勝利で決まるものじゃない
寂しくて悲しい「ハレルヤ」なんだ

ハレルヤ,ハレルヤ
ハレルヤ,ハレルヤ
.
何が本当に起こっているのか 教えてくれこともあった
なのにもう今は教えてくれるつもりもないんだろ?
だけど忘れないでいてほしい
あなたと一緒になった時 清らかな白いハトが飛び立って
互いに息をするたびに ハレルヤだったんだ

ハレルヤ,ハレルヤ
ハレルヤ,ハレルヤ

きっと天国は神がいるかもしれないけど
私が愛から学んだことは
自分を凌駕してる奴をつぶすやり方くらいなもの
夜になると聞えてくるのは誰かの泣き声じゃない
誰もが幸せの明るい光を見れるものでもない
寂しくて悲しい「ハレルヤ」なんだ

ハレルヤ,ハレルヤ
ハレルヤ,ハレルヤ
・・・・・・・」