ふと聴きたくなる懐かしの洋楽
Tom Jones -Green Green Grass Of Home
トム・ジョーンズ 思い出のグリーングラス
アメリカのシンガーソングライター、カーリー・プットマンが書いた歌で、1965年にカントリーの大御所、Grand Ole Opryの常連だったポーター・ワゴナーが歌い、翌1966年のトム・ジョーンズのカバーが全英1位となり、ヨーロッパを中心に大ヒットとなりました。
この曲は何度か耳にしていた曲で、久々に帰った故郷で昔を懐かしむ歌だと思っていました。よくよく歌詞をみるとそんなありきたりの曲ではありませんでした。
最後の語りの部分で分かったのです。
死刑囚が刑の執行の朝に見た夢だったのです。実に悲しく重たい曲だったのです。語りの部分でそのことがわかります。トム・ジョーンズは、がんがん大きな声で歌うばかりの歌手ではないとことを新たに認識いたしました。
私の中の忘れさられていた名曲を取り上げることができました。
語りの部分(和訳)
目が覚めて,それで周りを見回した
灰色の壁にぐるりと囲まれていた
それで気がついたんだ,ただの夢だったって
看守と悲しい顔をしたいつもの神父がそこにいたから
腕を組み,夜明けの道を歩いてく
もう一度,青々とした故郷の,草むらを手で触れる
みんなが会いに来てくれる
あの樫の木陰まで
青々とした故郷の,草むらのその下に,俺が眠ってるんだから
私はこういった曲調の海外の歌が大好きでよく聴きますが
この歌は今の今まで内容を知りませんでした。
故郷を思ういい曲だと聴いて歌詞を読んでいて
ラストはかなりの衝撃でした。
これからも聴き続けたいと思います。
ありがとうございました。