ふと聴きたくなる懐かしの洋楽

America -Tin Man
アメリカ 魔法のロボット


この曲は、1974年のアメリカのアルバム『HOLIDAY』からシングルカットされヒットした曲です。
この「TIN MAN」(魔法のロボット)は、児童書『オズの魔法使い』に出て来る心のない木こりのブリキ男の事です。曲を作ったデューイが『オズの魔法使い』が大好きだったので、ブリキ男を題材に曲を作ったそうです。

ジェリー・ベックリー、デューイ・バネル、ダン・ピーク(Gerry Beckley、Dewey Bunnell、Dan Peek)の3人で織りなすとても美しいハーモニーとアコースティックなサウンドは、今もって心に響く。決して古いと言う気がしない。聴き終わった時の清涼感を感じさせてくれる。私にとっては心休まる音楽と言えます。
この曲もアコギの優しい響きとデューイのボーカルが魅力です。


英語歌詞は、難解です。歌詞カードを参考に日本語にしてみましたが、「オズの魔法使い」の夢の世界のように不可思議という感じです。
あまり、歌詞を意識せずに聴くことにしましょう。(英語歌詞を参考に引用させていただきました。)

Sometimes late when things are realAnd people share the gift of gab between themselves
Some are quick to take the bait
And catch the perfect prize that waits among the shelves

ときどき夜更けに物事が現実的になり
人々がお互いにおしゃべりを楽しむ
ある者はいち早く話に辛辣に噛みついて
棚の上で待っている至上の宝物を得ようとしている

But Oz never did give nothing to the Tin Man
That he didn't, didn't already have
And Cause never was the reason for the evening
Or the tropic of Sir Galahad.

でもオズがブリキ男に何も与えなかったのは
彼がすでに心を持っていたからさ
それは決して夢のような夜でも
ギャラハッド卿の魔法でもなかったんだ

So please believe in me
When I say I'm spinning round, round, round, round
Smoke glass stain bright color
Image going down, down, down, down
Soapsuds green like bubbles

だからどうか僕を信じてくれ
僕が夢の世界で回っていると言うときは
曇りガラス明るい色に染まり
イメージがどんどん膨らんで
石鹸が緑の泡を吹く

Oh, Oz never did give nothing to the Tin Man
That he didn't, didn't already have
And Cause never was the reason for the evening
Or the tropic of Sir Galahad

でもオズがブリキ男に何も与えなかったのは
彼がすでに心を持っていたからさ
それは決して夢のような夜でも
ギャラハッド卿の魔法でもなかったんだ

So please believe in me
When I say I'm spinning round, round, round, round
Smoke glass stain bright color
Image going down, down, down, down
Soapsuds green like bubbles

だからどうか僕を信じてくれ
僕が夢の世界で回っていると言うときは
曇りガラス明るい色に染まり
イメージがどんどん膨らんで
石鹸が緑の泡を吹く

No, Oz never did give nothing to the Tin Man
That he didn't, didn't already have
And Cause never was the reason for the evening
Or the tropic of Sir Galahad

でもオズがブリキ男に何も与えなかったのは
彼がすでに心を持っていたからさ
それは決して夢のような夜でも
ギャラハッド卿の魔法でもなかったんだ

So please believe in me

どうか僕を信じておくれ



気になる英単語

gift of gab
《gift of (the) gab》〈話〉雄弁、能弁◆「よく考えずにぺらぺらしゃべる」という軽蔑的な意味で使われることもある。
take the bait
激怒する、餌に食いつく
tropic
【1-名-1】回帰線◆太陽が真上に来る北限および南限の、北緯および南緯23.27度で、熱帯の境界線ともなる。◆Tropicとも表記。◆【参考】the tropic of Cancer ; the tropic of Capricorn
【1-名-2】《the Tropics》熱帯(地方)
【1-名-3】《天文》回帰線
stain
【名-1】〔インクや血などの〕染み、汚点
【他動】~に汚れをつける、染みをつける、~を汚す、着色する、染色する、傷つける
・The sweat stained my shirt. 汗がシャツに染みた。

soapsuds
【名】せっけんの泡◆【用法】複数扱い

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2015-12-02