2015年2月31日、このブログを始めたのが2011年8月もう4年超となります。中断もありましたがなんとか継続してこれました。これも訪問していただいた皆様のおかげです。ありがとうございました。

来年も皆さまにとって素晴らしい年になりますように、心よりお祈り申し上げます。
是非、また、来年も覗いて頂ければ嬉しい限りです。
今年に最後の曲として、サイモンとガーファンクルの曲を選曲いたしました。是非お聴きください。





ふと聴きたくなる懐かしの洋楽

Simon & Garfunkel - Kathy's Song 
サイモンとガーファンクル キャシーの歌

この曲は、サイモン&ガーファンクルのデビュー作『水曜の朝、午前3時』が不発に終わった1964年暮れに単身渡英したポール・サイモンが、ロンドンのストリート・シーンから刺激を受けながら現地で吹き込んだ初ソロ・アルバム(65年制作)の中の1曲です。この曲はS&Gの曲としても世に知られています。
このアルバムには、S&Gのヒット曲となった「サウンド・オブ・サイレンス」「アイ・アム・ア・ロック」なども含まれています。S&Gの原点を知るうえで是非聴いておきたいアルバムです。

歌詞の中には名前は出てきませんが、キャシーという女性は実在のひとです。

1964年、音楽の修行のため、ポール・サイモンはひとりイギリスを旅しながら、フォーク・クラブを回って歌っていました。そして、ある有名なクラブで働いていたキャシーという女性と出会いました。キャシーは、ポールに大きな影響を与えた女性でした。
アート・ガーファンクルがイギリスへ訪れポールと一緒に歌っていた時もキャシーがそばにいてお金を集めていたというエピソードをのちの動画で語っています。「キャシーはプリティだった」とも。
そして、アートは、キャスリンという妻に捧げる曲として、この「キャシーの歌」を紹介しているのも面白い。まさにアートの持ち歌となっていたようです。

この曲は、キャシーという女性に惹かれていたということと、ポールが歌詞を作るのに苦悩していたことが歌詞から分かります。この曲も多くの韻を踏んだ歌詞となっていて日本語に置きづらい言葉も使われています。
それよりこのギターの響きが何とも言えません。
こういう素朴な歌がなんと少なくなってしまったのだろうか。・・・・・・と感慨深い。

1965年の春、ポールは帰国してアートと新曲をレコーディングしたのですが、出来がよくなかったようで、5月には再びイギリスへ戻り、「ポール・サイモン・ソングブック」(The Paul Simon Songbook)という歌とギターだけのシンプルなソロ・アルバムをレコーディングします。このアルバムのジャケットにポールと一緒に写っている女性がキャシーなのです。
このアルバムは、ギター一本によるシンプルな弾き語りスタイルでその美しい旋律を奏でると同時にサイモンの歌詞には時に鋭さも滲ませています。

「霧雨の音が聞こえる
まるで思い出のように落ちてくる
やわらかく あたたかく 続くように
僕の家の屋根や壁に音を立てている

僕の心の閉ざされた奥底から
僕の目の窓を通して見つめていた
雨に濡れた通りの向こう側の先をずっと
僕の想いが通じるイングランドへと

僕の心は混乱し四方に散らばっていく
思いは数マイルも遠くにいってしまう
君が眠っている頃はそばにいるよ
君の一日のはじまるとき君に口づけする

書きかけの歌はもうそのままにしておくよ
なぜ時間を費やしてしまったのか
韻を踏もうと言葉を引き裂きこじつける
歌を書くことが信じられなくなってるんだ

かつて真実と思っていたものが
僕は疑問に感ずるようになった
信念もないままひとり立ちつくす
僕の知る唯一の真実は君だけ

そして雨のしずくが疲弊した小道に
落ちそして消えていくのを見ていた
僕と雨は似ているような気がする
でもそうならなかったのは
君のおかげなんだ」

アートの前説にご注目を






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ソングブック

ポール・サイモン
Sony Music Direct
2004-05-19