少し時間がある時、のんびり、おっとりしたい時や珈琲ブレイクのお供にこんなクラシックの名曲を聴いてみるのもいいのではないでしょうか

クラシックの名曲のある風景その29 

ラフマニノフピアノ協奏曲第2番ハ短調

ラフマニノフと言えば、この協奏曲2番を思い浮かべる方は多いと思います。これも名曲すぎてあまり聴かなくなっていた曲でした。

いったん聴き始めると、大変聴きやすく一気に聴ける曲です。旋律やピアノの調べが美しいでけでなく、力強い合奏が聴き所。ただただ、引き込まれてしまいます。

厳かなピアノ調べから、あの胸に響くような旋律を奏でる合奏・・・ピアノの流麗な流れるような調べが続き、ピアノと合奏の力強さと優しさが交互に繰り広げられる第一楽章は圧巻だ。対照的に穏やかな第二楽章は、ピアノの音にフルート、クラリネットの優しいメロディが重なり、静かに聞き入るしかない。ピアノの独奏部分はとくに美しく胸に届く。第三楽章は、歯切れの良いリズムが行進曲風に始まり、美しいメロディによる合奏が続く。オーボエと弦楽器に哀愁を帯びた旋律が現れ、これをピアノが引く継ぐ。あのおなじみの旋律だ。力強く歯切れのよいピアノと美しい合奏がからまって、最後に高まって行くさまは、聴く者を耳を離さない。
こんな感じで聴き入ってしまいました。

では、聴いていただきましょう。演奏者のコメントはしませんが、ともに素晴らしい演奏です。

1楽章 モデラート ハ短調 2分の2拍子 自由なソナタ形式
2楽章 アダージォ・ソステヌート ホ長調 4分の3拍子 序奏つきの複合三部形式
3楽章 アレグロ・スケルツァンド ハ長調 2分の2拍子

辻井伸行 ピアノ BBCフィル



アレクシス・ワイセンベルグ:ピアノ 
カラヤン指揮 ベルリンフィル