ふと聴きたくなる懐かしの洋楽
Tomorrow never knows ーThe Beatles
トゥモロー・ネバー・ノウズ (ビートルズ)
久々にビートルズの曲です。アルバム「Revolver」のラストに収録されているジョン・レノンの「Tomorrow Never Knows」という曲。ジョン・レノンは、チベットの『死者の書』にインスパイアされたと証言しています。確かにインド・チベットの東洋思想に影響を受けたとされる点が使用されている楽器などや、お経のような単調な音の繰り返しなどから、素人ながらわかります。
実は、私はこの曲に最初馴染めず、このブログでも取り上げていませんでした。よくわからない歌詞・・・そして
単調な音と異様と思えるくらいな醸し出される雰囲気がどうも・・・好きになれなかったのです。
私にとってビートルズの好きな曲言えば、メロディアスで耳に心地よく届く曲です。このアルバムの曲でしたら、「エリナ・リグビー」「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」「グッド・デイ・サンシャイン」「 フォー・ノー・ワン 」といった曲をよく聴いていたからです。
最近、この曲を聴いて、先進性に驚いたという次第。今更ながらですが、取り上げることにしました。
歌詞の内容は、よく理解できていませんが、瞑想の境地を表現しているのではないかと勝手ながら解釈させていだだきました。
「無心になり 力を抜いて 流れに身を任せて漂ってゆけ
それは死ではない それは死ではない
すべての思考を捨て 虚無に身を任せよ
それは輝いている それは輝いている
内なるものの意味が見えてくるかもしれない
それは存在すること それは存在すること
愛がすべて すべての人の愛
それは知ること それは知ること
無知と憎しみが死者を悼むとき
それは信じること それは信じること
しかし 自分の夢の色に耳を傾けてみよ
それは生ではない それは生ではない
あるいは存在というゲームを最後まで追求せよ
始まりの終わりまで 始まりの終わりまで
始まりの終わりまで 始まりの終わりまで」
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自分の住んでいる場所では久々に雪景色の元旦でしたが、おっとりさんの方はいかがでしたでしょうか。
Tomorrow never knowsの入っているRevolver は以前から自分にとってビートルズのフェイバリットでした。メロディアスな部分はもちろんですが、自分がリアルタイムでビートルズを体験していないこともあって、むしろ後続のバンドに新鮮な影響を与えたような、今回おっとりさんも書かれていた先進性のようなものが魅力的だったのだと思います。改めて日本語訳を読んでみると広々とした地平とその極みを感じさせるようなところがありますね。
本年も都合の良い折にブログを更新していってください。よろしくお願いします。