ふと聴きたくなる懐かしの洋楽

The Eagles - The Last Resort 
ラストリゾート (イーグルス)

 この曲は、『Hotel California』というアルバムの最後に収録されている曲です。ホテル・カリフォルニアは、病めるアメリカを象徴的に歌ったものだが、この「ラストリゾート」も同様にメッセージ性の強い曲です。

私は、当初は、ホテル・カリフォルニアと同様にこの曲も耳に心地よく届く音楽としか捉えておらず、あまり歌詞の内容を理解せずに聴いていました。
ずっと後になって、この曲は「The Last Resort」が 「最後の手段」という意味を持っていて、アメリカ社会が神の名のもとで先住民を迫害した歴史を有し、現在においても いろんな歪みをもたらしている現実を暗喩した曲であるということを知り、この曲の奥深さに感銘したことを思い出しました。

拙いながらも、日本語に置き換えてみました。こんな感じですかね。(誤訳についてはご容赦を)

アメリカの歴史に隠された大きな矛盾を淡々と歌い上げています。メロディの優しさと裏腹に、神の名のもとに行ってきた白人の先住民に対する行為を痛烈に批判していますが、実は、地球環境を破壊し続ける人間に警告を発している歌なのかもしれません。

「彼女は ロードアイランドにある
プロヴィデンスからやってきた
旧世界の影が重く漂うようなところ
希望と夢と希望を荷物に詰めて
彼女は逃避行するように新天地にやってきた
海を渡った父親と同じように

いつも人々が微笑んでいる場所があると彼女は耳にした
人々は先住民のインディアンたちの生き方について語っていた
いかに彼らが大地を愛しているかについて話していた
そこに集う人々はあらゆるところから大分水嶺(ロッキー山脈)を目指して集まった
そこで身を立てようとした者もいたし、身を隠そうとした者もいた

一時の気晴らしを求めて 混み合ったバーへ行ってみると
誰もが言いたくてたまらず声をかけてくる
あそこどんなにかいいところかって
人々はそこを「楽園」と呼ぶが
僕には何故かわからない
誰かが聖なる山々を削って貶めているのに
街は変に浮かれてしまっているのだ

それから冷たい風が砂漠を吹き抜け
西海岸の渓谷を通り抜け マリブ海岸へと向かった
そこでは綺麗に着飾った人々がギャンブルに興じ
権力に飢えていた
そんな風に街にネオンが灯り 仕事が生まれなりわいが栄えた

一部の大金持ちがやって来て大地を陵辱したが
誰も彼らを捕まえることはできなかった
変に不格好な家を建てまくった キリスト教徒が買っていた
彼らはそれを本当のパラダイスだと言うけれど
くすんだ太陽が海に沈んでいく様子を眺めていただけだ

君は全部を放り投げて ハワイのラハイナに
航海に出ることだってできるのさ
その昔、宣教師たちがしたように

彼らはネオンサインまで持ち込んだ
「イエスは来たれり」と言いつつ
白人の心の重荷を解き 白人の支配を持ち込んだんだ

そんなとてつもなく大きな計画を描くのは誰なのだろう?
何が君のもので何が僕のものなのだろう 誰もわからない
もう「新天地」などないのだから
僕らはここにその「新天地」を作らなければならないのさ

僕らはその尽きることのない要求に満足し
血まみれの行為を正当化してきた
運命の名の下とか 神の名の下とか言って 行ってきたのだ

そして君は日曜の朝、奴らの姿を見るだろう
彼らは教会の椅子から立ち上がり
天国の素晴らしさを歌う
それを「楽園」と呼ぶのだろうが
僕には何故かわからない
君がどこかを「楽園」と呼ぶなら
キスしてさよならさ」




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2015-07-22