クラシック名曲のある風景 その19  バッハ:ミサ曲ロ短調

平成25年2月に当地の合唱団「佐久レーレルコール」の定期演奏会があり聴きに行っていきました。、この全曲が東京バッハ・カンタータ・アンサンブルの管弦楽で演奏され、いたく感動をいたしました。この曲がこの地の合唱団によって見事に歌われたのです。この曲がこの地で聴けるだけでも素晴らしいことでした。この合唱団もかなりの練習を重ねのでしょう、レベルの高い合唱だった思います。
今日は、このミサ曲ロ短調をとりあげます。

この曲は、宗教曲として捉えると、かなり重いものに感じられてしまいます。邪道かもしれませんが、合唱付き管弦楽曲として聴いてみてはいかがでしょうか。私は、合唱の美しさとソリストとオーボエ、フルートやヴァイオリンの響きが絡まるところが特に好きです。トランペットが奏でる華やかな音色なども気に入っています。
どこからでも、いいですから、聴いてみましょう。
以下は、ウィキペディアから、この曲の解説部分を引用しました。ご参考まで

全曲は27曲から成る。多くの曲がフーガ様の対位法でかかれているが、スタイルは古風なモテットからロココ風のアリアまで多岐にわたる。ニ長調を基調とするが、最初の曲は調号が同じロ短調となっている。

I. キリエ (Kyrie)
  1. Kyrie eleison (1). 五部合唱(ソプラノ1、2、アルト、テナー、バス)。ロ短調、アダージョ、ラルゴ、 4/4拍子 (C) 。
  2. Christe eleison. 二重唱(ソプラノ1、2)、バイオリンオブリガート。ニ長調、アンダンテ、4/4拍子。
  3. Kyrie eleison (2). 四部合唱(ソプラノ、アルト、テナー、バス)。嬰ヘ短調、アレグロ・モデラート、2/2拍子(分割C)。
II. グロリア (Gloria)
三位一体に基づき、緩やかに左右対照的な構造をとる9曲から構成され、中心に「ドミネ・デウス」(主なる神)がくる。
  1. Gloria in excelsis. 五部合唱(ソプラノ1、2、アルト、テナー、バス)。ニ長調、ヴィヴァーチェ、3/8拍子。カンタータBWV 191の冒頭曲に再利用されている。
  2. Et in terra pax. 五部合唱(ソプラノ1、2、アルト、テナー、バス)。ニ長調、アンダンテ、4/4拍子。この曲もカンタータBWV 191の冒頭に再利用されている。
  3. Laudamus te. アリア(ソプラノ2))、ヴァイオリンオブリガートイ長調、アンダンテ、4/4拍子。
  4. Gratias agimus tibi. 四部合唱(ソプラノ、アルト、テナー、バス)。ニ長調、アレグロ・モデラート、2/2拍子。カンタータBWV 29「感謝します、神よ、感謝します」 (Wir danken dir, Gott, wir danken dir) の2曲目の転用。
  5. Domine Deus. 二重唱(ソプラノ1、テナー)。ト長調、アンダンテ、4/4拍子。カンタータBWV 191の二重唱に転用。
  6. Qui tollis peccata mundi. 四部合唱(ソプラノ、アルト、テナー、バス)。ロ短調、レント、3/4拍子。カンタータBWV 46の前半部分の転用。
  7. Qui sedes ad dexteram Patris. アリア(アルト)、オーボエダモーレオブリガート。ロ短調、アンダンテ・コモード、6/8拍子。
  8. Quoniam tu solus sanctus. アリア(バス)、コルノ・ダ・カッチャオブリガート。ニ長調、アンダンテ・レント、3/4拍子。
  9. Cum Sancto Spiritu. 五部合唱(ソプラノ1、2、アルト、テナー、バス)。ニ長調、ヴィヴァーチェ、3/4拍子。カンタータBWV 191の終曲に転用。
III. ニカイア信条 (Symbolum Nicenum)
左右対照的な構造をとる9曲から構成され、中心に「クルシフィクス」(十字架につけられ)がくる。
  1. Credo in unum Deum. 五部合唱(ソプラノ1、2、アルト、テナー、バス)。ミクソリディアン、モデラート、2/2拍子。
  2. Patrem omnipotentem. 四部合唱(ソプラノ、アルト、テナー、バス)。ニ長調、アレグロ、2/2拍子。カンタータBWV 171の冒頭曲の転用。
  3. Et in unum Dominum. 二重唱(ソプラノ1、アルト)。ト長調、アンダンテ、4/4拍子。
  4. Et incarnatus est. 五部合唱(ソプラノ1、2、アルト、テナー、バス)。ロ短調、アンダンテ・マエストーソ、3/4拍子。
  5. Crucifixus. 四部合唱(ソプラノ、アルト、テナー、バス)。ホ短調、グラーヴェ、3/2拍子。カンタータBWV 12「泣き、嘆き、憂い、怯え」 (Weinen, Klagen, Sorgen, Zagen) 第2曲冒頭のシャコンヌのパートの転用。Crucifixusの最後の部分はBWV 12にはなく、新たに作曲された。
  6. Et resurrexit. 五部合唱(ソプラノ1、2、アルト、テナー、バス)。ニ長調、アレグロ、3/4拍子。
  7. Et in Spiritum Sanctum. アリア(バス)、オーボエダモーレオブリガート。イ長調、アンダンティーノ、6/8拍子。
  8. Confiteor. 五部合唱(ソプラノ1、2、アルト、テナー、バス)。嬰ヘ長調、モデラート、アダージョ、2/2拍子。
  9. Et expecto. 五部合唱(ソプラノ1、2、アルト、テナー、バス)。ニ長調、ヴィヴァーチェ・エド・アレグロ、2/2拍子。カンタータBWV 120の第2曲の転用。
IV. サンクトゥス、ホザンナ、ベネディクトゥス、アニュス・デイ (Sanctus, Hosanna, Benedictus, and Agnus Dei)
  1. Sanctus. 六部合唱(ソプラノ1、2、アルト1、2、テナー、バス)。ニ長調、ラルゴ、4/4拍子・ヴィヴァーチェ、3/8拍子。現在では失われた1724年作曲のソプラノ3声、アルト1声の作品からの転用。
  2. Hosanna. 八部合唱(複合唱)(ソプラノ1、2、アルト1、2、テナー1、2、バス1、2)。ニ長調、アレグロ、3/8拍子。BWV 215の冒頭曲の転用(ただし共通の祖曲がある可能性もある)。
  3. Benedictus. アリア(テナー)、フルートオブリガート。ロ短調、アンダンテ、3/4拍子。
  4. Hosanna(ダカーポ). 八部合唱(複合唱)。
  5. Agnus Dei. アリア(アルト)、ヴァイオリンオブリガート。ト長調、アダージョ、4/4拍子。失われた1725年作曲の結婚カンタータの転用。同じ曲が、昇天祭オラトリオ(BWV 11)にも使用されているが、明確な差異があるため、同じ曲を祖曲としていると考えられている。
  6. Dona nobis pacem. 四部合唱(ソプラノ、アルト、テナー、バス)。ニ長調、モデラート、2/2拍子。「グロリア」の "Gratias agimus tibi" と同曲。