少し時間がある時、のんびり、おっとりしたい時や珈琲ブレイクのお供にこんなクラシックの名曲を聴いてみるのもいいのではないでしょうか。

クラシック名曲のある風景その17 交響組曲「シェエラザード」

交響組曲「シェエラザード」について(クラシック名曲サウンドライブラリーより引用)


シャリアールは次々と嫁をめとっては、結婚の夜に殺してしまうという残酷な王でした。才色兼備の王妃シェヘラザードは、周囲の反対を押し切り、あえて王の妻となり、様々な面白い物語を千一夜に渡り語って、殺されるのを逃れ続けます。そして最後には王の心を開くというのが、有名な「アラビアン・ナイト」の物語です。
「シンドバッドの冒険」や「アリババと40人の盗賊」などもこれに含まれますが、リムスキー=コルサコフはこの長大な物語から4話を選び、それぞれを音楽で描いた、4楽章からなる管弦楽組曲を作曲しました。それが彼の代表作でもある交響組曲「シェヘラザード」です。
この組曲では全体を通して、王妃シェヘラザードを示す儚くも美しい旋律が、コンサートマスターが弾くヴァイオリン独奏によって何度も奏でられます。ライトモチーフともいえるこの主題は、とても印象的で聴く者を引きつけます。
またすべてはシェヘラザードによって語られているという統一感を生んでいます。
1888年の夏に完成したこの組曲は、同年12月に初演され大成功を収めました。そして1910年にはロシア・バレエ団がこの曲によるバレエをパリで初演し、こちらも好評で、シェヘラザードはバレエ作品としても有名になりました。
シェヘラザードで最も親しまれているのは第3楽章「若い王子と王女」です。新月の王子と満月の王女の情愛を表した旋律は特に有名で、CMやフィギュアスケートの曲としても、頻繁に使用されています。ロシア音楽を代表する名旋律のひとつと言っても過言ではないでしょう。


特にヴァイオリンの響きが好きで私のお気に入れの音楽として、取り上げさせていただきました。
今回はこの演奏では定評のありますデュトワ指揮モントリオール交響楽団の演奏でお聴きください。(4楽章が5画面に分割されていますのご了承ください)

第一楽章 海とシンドバッドの舟



第二楽章 カレンンダー王子の物語



第三楽章 若い王子と王女



第四楽章 バグダッドの祭りー海ー




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