ふと聴きたくなる懐かしの洋楽

 Reality (Richard Sanderson)

愛のファンタジー(リチャード・サンダーソン)


1980年のフランス青春映画「ラ・ブーム」の主題歌。リチャード・サンダーソンが、甘い歌声で優しく語りかけるように歌います。恋に揺れ、内面的な成長をしていく少女役を演じたソフィー・マルソーがとても可愛らしかったというのが、かすかに、当時の印象として残っています。

君に出会って驚いたよ。まったく気づかなかった。まさか、僕の人生が永遠に変わってしまうなんて。君が立っている姿を見たとき、なぜか、君のまわりの空気が特別なのを感じた。夢は、僕の現実。唯一本当のファンタジー。ごく普通の幻想かもしれないけど、僕は、夢の中で生きていこう。それが、あたりまえのことなのだ。夢は、僕の現実。他でもない現実。夜は、君との恋を夢みよう。恋することは、素敵なこと。たとえ幻想だとしても。もし、君が本当に存在するのなら、抵抗しないで、僕に新しい恋を見せてほしい。本物だって言ってほしい。僕が何をしたらいいのか教えて。君になぜか特別なものを感じる。愚かだったのはもう過去のこと。きっとこれが最後の恋かもしれない。これが現実なのだと僕にはわかる。夢は、僕の現実。それは、そこにずっといたい不思議な世界。一晩中、君を抱きしめる夢をみよう。それが僕にふさわしい現実なのだ。・・・」

なんとも甘い歌詞です。私にも、淡い恋の夢をみていた頃があったなんてことも、遠い昔の思い出です。