映画を観て好きになった曲 

1968年の映画「ロミオとジュリエット」の劇中歌「What is a Youth?」
この映画は、次の通り
ウィリアム・シェークスピアの高名な戯曲の映画化で、監督は「じゃじゃ馬ならし」のフランコ・ゼフィレッリ。音楽はニーノ・ロータ、出演はロミオにレナード・ホワイティング(16歳)、ジュリエットにオリヴィア・ハッセー(15歳)の二新人が抜てきされ傍役はイギリスの舞台俳優でかためている。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
この映画は古いのですが、今でもふと観たくなる映画の一つです。
この劇中歌は、メロディが美しいのでよく記憶に残りました。
歌詞は、少し刹那的な内容のようです。愛も花と同じでいつか萎み、人もいつしか等しく死に至るということを暗示した詩です。英語歌詞は次の通りです。

拙いながらも日本語に置き換えてみました。(意訳誤訳覚悟で)ご参考まで。

What is a youth?
Impetuous fire.
What is a maid?
Ice and desire.
The world wags on

A rose will bloom,
It then will fade
So does a youth.
So does the fairest maid.

Comes a time when one sweet smile
Has its season for awhile
Then Love's in love with me
Some may think only to marry.
Others will tease and tarry.
Mine is the very best parry,
Cupid he rules us all.

Caper the caper; sing me the song
Death will come soon to hush us along
Sweeter than honey and bitter as gall,
Love is a pastime that never will pall.
Sweeter than honey and bitter as gall,
Cupid he rules us all.

A rose will bloom, it then will fade.
So does a youth.
So does the fairest maid

「若さって何だろうか?衝動的なまでに激しく燃える炎?
乙女って何?氷と欲望のこと?
世界は揺れ動き続ける

バラは咲き やがて潰えていく
若さもそれと同じ
最も美しい娘もそれと同じ

甘い微笑みが交わされる季節が
つかの間ながらも訪れる時がくる
そして愛する人と恋に落ちる

結婚だけを考える人もいる
じらしていじめたり にえきらない人もいる
私の場合は 受け流しそらすのが 最良のやりかた
キューピッドに私達のすべてをまかせるだけ

戯れに戯れるほど、私にその歌を歌って
死はやがて訪れる 私たちを静かに眠らせるべく
蜂蜜よりも甘く、胆汁のように苦く
愛とは誰もが経験すること
それは決して飽き飽きして興味を失わせるものではない
蜂蜜よりも甘く、胆汁のように苦い
キューピッドに私たちのすべてを任せるだけ

バラは咲き やがて潰えていく
若さもそれと同じ
最も美しい娘もそれと同じ」

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